寒い時期になってくるとインフルエンザにかかる人が増え、毎年流行になりますが、インフルにかかる前にできることはないのでしょうか?
インフルにかかってから診察を受けるよりもあらかじめ予防できることを頭に入れておき、それを実践するのとでは身体への負担も大きく異なりますので、しっかりと予防することが大切です。
まずインフルが流行になるのは主に寒い時期で、だいたい11月頃~2月頃までがピークになると言われており、この時期には毎年インフル関連のニュースを目にします。
寒い時期は風邪が流行りやすい時期でもありますし、ウィルスは乾燥によって繁殖しやすくなりますから、風邪との区別をしっかりつけることも重要になります。
予防法としてもっとも適切なのは予防接種で、インフルの予防接種は地域の病院で受けることができますし、だいたいどこの個人病院でもやっているので流行になる前にやっておくといいでしょう。
特に高齢者は免疫力が低くなっているので、インフルにかかってしまったことがきっかけで命を落とすこともありますから、必ず予防接種を受けておいてください。
予防接種にかかる費用は地域によってやや異なりますが、だいたい3,000円~3,500円程度が相場になっています。
詳しい料金についてはかかりつけ医に問い合わせてみるといいでしょう。
そして基本的なこととして手洗いうがいを徹底することも大切で、特に乾燥によってのどからやられてしまう人は多いですから、室内を乾燥させないようにすることも意識してください。
乾燥対策として加湿器を使ったり、洗濯物を部屋干しにするなどの方法がありますから、このあたりも調べてみてください。
このようにインフルにかかる前にできることはいろいろとありますが、万が一かかってしまった場合は速やかに病院へいきましょう。
インフルが疑われる症状として38度以上の高熱が出る・全身がだるく感じる・強い寒気を感じる・筋肉や関節が痛む、頭痛がする・以上の症状が急にあらわれる・インフルエンザが流行している時期・地域に該当している、といったものがあげられます。
特に38度以上の発熱が続く場合はできるだけ早めに受診することをおすすめしますし、インフルにかかっていた場合周囲への感染も疑われるので周囲の人も注意しなければなりません。
インフルの検査は各医療機関で受けることができますから、インフルかもしれない…と思ったらまずは検査を受けてみましょう。